(最終更新:2026年10月)
PayPayとau PAYのどちらを店舗に導入すればよいか、あなたはお悩みではありませんか?
どちらも初期費用ゼロで始められるQRコード決済ですが、手数料率・利用者数・入金サイクルには明確な違いがあります。選び方を間違えると、毎月の手数料コストが数万円単位で変わることもあります。
結論からいえば、コスト重視・集客力重視ならPayPay、au・UQ mobile利用者が多い商圏やPontaポイント活用を狙うならau PAYがおすすめです。
この記事では、PayPayとau PAYを店舗向けに比較し、手数料・利用者数・入金サイクル・業種別おすすめを解説します。
| この記事でわかること |
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この記事の結論
PayPayとau PAYを比べると、手数料・利用者数の両面でPayPayが有利です。
まずPayPayを導入し、au PAYは補完的に検討するのがおすすめの順番です。
PayPayは初期導入費0円・決済システム利用料1.60%〜で始められます。加盟店の申し込みは下記の公式ページから行えます。
PayPayとau PAYの基本スペックを比較する
この章では、ユーザー数・加盟店数・対応決済ブランド・導入期間の4項目を比較します。
どちらも「QRコードをかざして払う」仕組みは同じですが、規模感や対応できる決済の幅に大きな違いがあります。まずは全体像を確認しましょう。
| 比較項目 | PayPay | au PAY |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | 無料 |
| 月額費用 | 無料(ライトプランは月1,980円税別) | 無料 |
| 決済手数料 | 1.60%〜1.98%(税別) | 2.60%(税別) |
| 登録ユーザー数 | 7,500万人超(2026年8月) | 約3,630万人(2025年1月) |
| 加盟店数 | 410万か所超 | 713万か所(ポイント・決済加盟店合計) |
| 入金サイクル | 月1回(早期振込あり) | 月1回または月2回 |
| 導入期間目安 | 最短1〜2週間 | 約1〜2週間 |
登録ユーザー数・加盟店数の違い
PayPayの登録ユーザーは2026年8月時点で7,500万人を超えています。日本の人口が約1億2,500万人であることを考えると、6人に1人ではなく、実に成人人口の大半がアカウントを持っている水準です。
2025年の年間決済回数は88億8,000万回に達しており、国内コード決済シェアの約3分の2を占めています。
一方、au PAYの会員数は約3,630万人(2025年1月時点)とされています。auおよびUQ mobileの通信契約者が中心のユーザー基盤で、PayPayと比べると規模は小さいものの、特定の客層への訴求力があります。
加盟店数の数字については、au PAYの713万か所はPontaポイントのみ対象の店舗も含まれているため、QRコード決済として使える場所はこれより少ない点に注意が必要です。数字だけで「au PAYのほうが加盟店が多い」と判断しないようにしましょう。
ここで押さえておきたいのは、ユーザー数の多さは「お客さんが持っている可能性」に直結するという点です。PayPayは7,500万人というリーチの広さが、導入することで決済機会を取りこぼさない最大の理由になります。まず自店の客層にどちらのユーザーが多いかを確認してから判断するのが合理的です。
対応する決済ブランドの違い
PayPayは、PayPay残高・PayPayカード・Visa・Mastercard・JCBなど40種類以上の決済ブランドに対応しています。
au PAYは、au PAY残高(au WALLET)・クレジットカード決済・Pontaポイント決済が中心で、国際ブランドへの対応幅はPayPayよりも限定的です。
インバウンド客が多いエリアの店舗では、PayPayが海外発行のVisaやMastercardに対応している点が有利です。au PAYはAlipay・WeChat Payへの対応で中国人観光客向けには使えますが、東南アジア・欧米系の観光客への対応としてはPayPayのほうがカバー範囲が広いです。
よくあるミスとして、「au PAYを入れればAlipayも使える」という認識だけでインバウンド対応を完了させてしまい、それ以外の外国人客への対応が抜け落ちるケースがあります。海外客への対応を強化したい場合は、PayPayと合わせて国際ブランド対応端末の導入も検討してください。
幅広い客層に対応したいなら、PayPayを優先することをおすすめします。au PAYはそのうえで「Pontaポイントユーザーや中国人観光客向けの補完」として位置づけると整理しやすいです。
導入までの期間と必要なもの
PayPayの導入は、スマートフォンまたはパソコンからオンラインで申し込めます。審査通過後にQRコードのデータが提供され、印刷して設置するだけで利用開始できます。目安は申し込みから1〜2週間程度です。
必要な書類は、本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)と振込先口座情報が基本で、法人の場合は登記情報も必要になります。
au PAYも同様に、専用アプリ「au PAY for BIZ」からの申し込みで1〜2週間程度での導入が可能とされています。専用端末や特別なハードウェアは不要で、手持ちのスマートフォンがあれば追加機器コストなしで始められます。
注意したいのは、既存のPOSレジやキャッシュドロワーとの連携を希望する場合は、別途レジメーカーへの確認が必要になることです。特にau PAYの場合、連携対応レジの情報が限られているため、事前確認を怠ると設置後にトラブルになることがあります。
導入作業そのものはシンプルで、スマートフォンが操作できれば問題ありません。まず公式サイトから申し込んで審査を進め、QRコードが届いたらレジ横に設置する、という流れで誰でも始められます。
PayPayとau PAYの手数料・コストを比較する
この章では、決済手数料率・月額プランの違い・入金手数料の3つのコスト要素を比較します。
毎月の決済売上が100万円を超える店舗では、手数料率の差が年間で数十万円規模に膨らむこともあります。具体的な数字で確認しましょう。
決済手数料率の違い
PayPayの決済手数料は2種類のプランで異なります。無料プランの場合は1.98%(税別)、有料の「マイストア ライトプラン」(月1,980円税別)に加入すると1.60%(税別)まで下がります。
au PAYの標準手数料率は2.60%(税別)です。月額費用は発生しません。
月100万円のQRコード決済売上があると仮定した場合、コストを比較すると以下のようになります。
| サービス・プラン | 手数料率 | 月次手数料(売上100万円) | 月額費用 | 月次合計コスト |
|---|---|---|---|---|
| PayPay(ライトプラン) | 1.60% | 16,000円 | 1,980円 | 17,980円 |
| PayPay(無料プラン) | 1.98% | 19,800円 | 0円 | 19,800円 |
| au PAY | 2.60% | 26,000円 | 0円 | 26,000円 |
月100万円規模ではPayPay無料プランとau PAYの差が月6,200円(年74,400円)になります。PayPayライトプランと比較すると月8,020円(年96,240円)の差が出ます。
注意したいのは、決済手数料率だけでなく「月額費用の元が取れるか」も計算に入れる必要がある点です。PayPayライトプランの損益分岐点は月次QRコード決済売上52万円(計算式:1,980円÷0.38%)です。52万円を超えるならライトプランが有利、下回るなら無料プランを継続するのが合理的です。
まず自店の過去3か月のQRコード決済売上を確認し、52万円を超えているかどうかで判断してください。その計算のうえでPayPayの導入プランを選ぶのがおすすめです。
月額費用とプランの違い
au PAYは月額費用がかからないシンプルな料金体系です。「とにかく余計な固定費をかけたくない」「QRコード決済の売上がまだ小さい」という店舗にとっては、au PAYの料金体系のほうが安心感があります。
PayPayの無料プランも月額費用はゼロですが、手数料を下げたい場合はライトプランへの加入判断が必要になります。
ライトプランのメリットは手数料削減だけではありません。クーポン発行・スタンプカード設定・PayPayキャンペーンへの参加など、集客施策に使えるマーケティングツールが利用可能になります。
リピーターを育てることが売上に直結する飲食店・美容室・ネイルサロンなどでは、手数料削減効果と集客施策の両面からライトプランを評価するとよいでしょう。au PAYにはこうしたマーケティングツールがPayPayほど充実していないため、集客面ではPayPayが有利です。
月次決済売上が小さいうちは両サービスとも月額無料で始め、PayPayの決済比率が高まってきたタイミングでライトプランへの移行を検討するのが段階的で失敗の少いアプローチです。
入金手数料と振込コストの違い
PayPayの月1回・自動入金(翌月末)は手数料無料です。任意のタイミングで受け取れる「早期振込」を使う場合は、PayPay銀行宛が1回20円(税別)、他行宛が200円(税別)の手数料が発生します。
au PAYの入金手数料は、月1〜2回の通常入金では基本無料とされています。早期振込については申し込み時の最新情報で確認が必要です。
日々の資金繰りを重視する店舗では、PayPay銀行口座を入金先に設定しておくことで早期振込のコストを最小限に抑えられます。PayPay銀行なら最短翌営業日で入金されるため、月末の資金不足リスクを回避しやすいです。
よくあるミスとして、早期振込の手数料を把握せずに毎週のように振り込んでいる店舗が見受けられます。他行宛で週1回振り込むと年間1万円以上の手数料になる計算で、まとめて月2〜3回にするだけでコストを抑えられます。
まずは通常の月次入金で資金繰りに問題がないかを確認し、不足が生じそうな月だけ早期振込を活用する運用がコスト効率のよい使い方です。
au PAYと比べて迷っている場合も、まずは利用者の多いPayPayから導入するのが手堅い選択といえます。
PayPayは初期導入費0円・決済システム利用料1.60%〜で、申し込みは下記の公式ページから行えます。
集客力・利用者の多さで比較する
この章では、PayPayとau PAYそれぞれのユーザー基盤・マーケティング機能・インバウンド対応を比較します。
「手数料が安くても利用者がいない決済を入れても集客にならない」という声があるように、どれだけのお客さんが使えるかは導入判断の大きな軸です。
PayPayの集客力:7,500万人超のユーザー基盤
PayPayの登録ユーザーは2026年8月時点で7,500万人を超え、2025年の年間決済回数は前年比19%増の88億8,000万回を記録しました。国内コード決済の約3分の2がPayPay経由とされています。
「PayPayが使える」という表示が集客動機になる水準まで普及しており、特に若い世代・都市部の消費者からは「財布よりPayPayが先」という声も少なくありません。
PayPayのマーケティング機能は店舗経営者にとって大きなメリットです。クーポン発行・スタンプカード設定・「近くのお店」機能への掲載が月1,980円(税別)のライトプランで利用でき、競合他社の同様ツールと比べてコストパフォーマンスが高いです。
飲食店でPayPayスタンプカードを5回分設定し、達成後にクーポンを自動配布するという施策を導入した店舗では、リピート来店率が上がったという事例があります。
集客力を最大化したいなら、まずPayPayを導入し、ライトプランのマーケティング機能を積極的に活用することが最短の近道です。
au PAYの集客力:3,630万人とPontaポイントの強み
au PAYの会員数は約3,630万人(2025年1月時点)で、主にauおよびUQ mobileの通信契約者が利用しています。絶対数ではPayPayに劣りますが、Pontaポイントとの連携という独自の強みがあります。
Pontaポイントはローソン・マツモトキヨシ・昭和シェル・ゲオなど広範な生活圏の店舗で使われているポイントプログラムで、ポイント感度の高いユーザーを取り込む機会につながります。
商圏内にauユーザーやUQ mobileユーザーが多い地域の店舗、あるいは既存客にPontaカード所持者が多い業態(ドラッグストア競合・個人経営の雑貨店等)では、au PAY導入が集客の後押しになる場合があります。
注意したいのは、au PAYの「ポイント加盟店」と「QRコード決済加盟店」は別扱いという点です。Pontaポイントを貯められるようにするだけでは、QRコード決済として使えるわけではありません。QR決済対応には別途au PAY加盟店としての申し込みが必要です。
自店の商圏・顧客属性を把握し、au系ユーザーが一定数いると判断できた場合に、PayPayと併用導入を検討してみてください。
インバウンド・海外観光客への対応
2025年以降のインバウンド来訪者は年々増加しており、観光地・商業エリアの店舗では外国人客への決済対応が課題になっています。
PayPayはVisaやMastercardなど海外発行クレジットカードにも対応しているため、国籍を問わず幅広い外国人観光客に使ってもらえる可能性があります。
au PAYはAlipay・WeChat Payへの対応で中国人観光客向けには有効です。ただし2025年以降のインバウンドは東南アジア・台湾・韓国・欧米からの訪問者も増加しており、Alipay一本では対応しきれないケースも出てきています。
よくあるミスとして、「Alipayに対応したからインバウンド対策は完了」と判断し、それ以外の外国人客の取りこぼしが続いている店舗が見受けられます。
インバウンド対応を本格化させたいなら、まずPayPayで幅広い国際ブランドに対応し、中国人観光客が多い立地ならau PAYをAlipay対応の補完として追加する順序が合理的です。
入金サイクル・資金繰りで比較する
この章では、通常の入金スケジュール・早期振込の仕組み・売上管理ツールの使い勝手を比較します。
QRコード決済の比率が上がるほど、入金サイクルのズレが月末の資金繰りに影響してきます。知らないまま導入すると「売上はあるのに手元に現金がない」という事態につながります。
通常の入金サイクルの違い
PayPayの通常入金は月1回・締め日末日・翌月末日入金です。売上発生から入金まで最長62日かかる場合があります。
au PAYは月1回または月2回を申し込み時に選択できます。月2回を選んだ場合、入金までの期間は15〜31日に短縮されます。
月次売上200万円でQRコード決済比率50%の店舗を例にとると、PayPayの通常入金では100万円の入金が最長2か月後になります。これが毎月繰り返されると、仕入れや固定費の支払いタイミングとのズレが資金繰りを圧迫します。
ここで押さえておきたいのは、PayPayには「早期振込」があるため、通常入金の遅さはコスト次第でカバーできるという点です。現金売上が豊富なうちはあまり気にならないかもしれませんが、キャッシュレス比率が上がるにつれて入金サイクルは重要な指標になります。
まず月次の支払いスケジュール(仕入れ・賃料・人件費)と照らし合わせて、資金ショートのリスクがある月はないかを確認してから入金方法を選択してください。
早期振込・都度払いの利用方法
PayPayの早期振込は「PayPay for Business」アプリから申請するだけで利用できます。手数料はPayPay銀行宛が1回20円(税別)、他行宛が1回200円(税別)です。
月2〜3回の頻度で早期振込を行う場合、PayPay銀行口座を入金先に設定しておけば月40〜60円のコストで翌営業日入金が実現します。他行宛では月400〜600円かかるため、口座の選択だけで年間5,000円以上の差が出ます。
au PAYの早期振込は、残高が1万円または3万円に達した翌々営業日に自動で入金される仕組みとされています。振込手数料については「当面無料」とする情報がありますが、最新の条件は申し込み時に確認が必要です。
よくあるミスとして、早期振込機能の存在を知らないまま通常入金のみで運用し、月末の資金不足を自己資金で補填し続けるケースがあります。入金タイミングをコントロールできる機能は積極的に活用しましょう。
PayPay銀行口座を一つ開設しておくと、早期振込のコストを最小化しながら翌日入金を実現できます。PayPayの導入と合わせて口座開設を検討してみてください。
売上確認・管理ツールの使い勝手
PayPayは「PayPay for Business」というスマートフォンアプリとWebの管理画面から、日次・月次売上・取引履歴・CSV出力が無料で行えます。個人事業主から複数店舗を持つ企業まで対応しており、スタッフ権限の分離設定も可能です。
freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトとの連携では、CSVデータを取り込む方法が一般的で、各会計ソフトのサポートページに手順が公開されています。
au PAYも「au PAY for BIZ」アプリから売上確認ができますが、UIや機能の充実度についての実用情報は限られています。複数店舗の一括管理や詳細なCSV出力などが必要な場合は、導入前に機能を確認することをおすすめします。
注意したいのは、売上管理システムの充実度はPayPayのほうが利用者数・フィードバック数ともに多く、機能改善も頻繁に行われている点です。複数のQRコード決済を導入する場合は、PayPayを「メイン管理ツール」として使うことが現実的です。
会計・確定申告の手間を減らしたいなら、PayPay for Businessと会計ソフトのCSV連携を軸に仕組みを整えることをおすすめします。
入金サイクルや資金繰りについてより詳しく知りたい方は、PayPayの公式サイトで無料申し込みと同時に確認できます。
業種・規模別にどちらを選ぶべきか判断する
この章では、小規模店舗・集客施策重視の店舗・両方導入を検討するケースの3パターンに分けて解説します。
「手数料が安いほうを選べばいい」という単純な話ではなく、業態・客層・経営フェーズによって最適解は変わります。
小規模店舗・個人事業主向けの選び方
月のQRコード決済売上が50万円未満の小規模店舗や個人事業主の場合、まずPayPayの無料プランで始めることをおすすめします。初期費用ゼロ・月額費用ゼロで、利用者数が最も多いQRコード決済を導入できます。
「決済を導入するのは大きな店だけ」というイメージを持つ方もいますが、屋台・個人飲食店・ハンドメイド作家など小規模な事業者でも、スマートフォン1台でその日から使い始められます。
au PAYは手数料が2.60%とPayPayより割高なため、小規模店舗が優先して選ぶ理由は少ないです。ただし、常連客にauユーザーが多い業種(住宅街の個人経営カフェ・雑貨店等)では、au PAYを追加することで決済の取りこぼしを防げる場合があります。
注意したいのは、導入しすぎると管理が複雑になるという点です。複数の決済サービスを同時に管理すると入金確認・売上照合・トラブル対応が別々になり、経営の手間が増えます。
まずはPayPay1本で始めて、3か月後に「au PAYを使いたい」という顧客の声があるかどうかを確認してから追加を検討する2段階アプローチが現実的です。
集客重視・リピーター獲得を狙う店舗向け
美容室・ネイルサロン・飲食店・整体院など、リピーターの定着が売上に直結する業種では、PayPayのマーケティング機能が大きな武器になります。ライトプラン(月1,980円税別)に加入することで、クーポン配信・スタンプカード・PayPayキャンペーン参加がすべて利用可能になります。
PayPayアプリの「近くのお店」機能への掲載により、周辺エリアを歩くPayPayユーザーへの露出が増え、新規客の来店きっかけになるケースがあります。
au PAYにもPontaポイントによるロイヤルカスタマー向けの訴求力はありますが、PayPayが提供するスタンプカードやクーポンのような細かなリピーター施策ツールと比べると選択肢が少ないとされています。
集客施策を積極的に打ちたい店舗では、PayPayのライトプランを中心に据え、Pontaポイント活用を重視する一部の客層向けにau PAYを補完的に加える構成が効果的です。
リピーター獲得施策を本格化させたいなら、まずPayPayのライトプランに加入し、クーポン・スタンプカードの設定から始めることをおすすめします。
両方導入するメリットと注意点
PayPayとau PAYの両方を導入することで、「PayPayしか使わない人」と「au PAYのほうが好きな人」の双方の取りこぼしをなくせます。QRコードを横に並べて設置するだけで、追加の機器費用はかかりません。
複数サービス導入で問題になりやすいのが、スタッフへの教育コストと日次確認作業の煩雑化です。各サービスのアプリを別々に確認し、売上を合算する手間が日々の業務に加わります。
POSレジとの連携が整っている場合は、複数QRコード決済の売上を一元管理できるため、デメリットが軽減されます。スマイゼ・Airレジ・ユビレジなどのクラウドレジサービスでは、PayPayやau PAYを含む複数決済の自動集計に対応しているものがあります。
よくあるミスとして、QRコードの数が増えすぎてレジ周りが混雑し、どのQRを読めばよいかお客さんが戸惑う事態になることがあります。見やすいサインを設置して明確に案内することが大切です。
両方導入を考えているなら、まずPayPayの運用を軌道に乗せてから、au PAYを追加するタイミングを半年後に設定する計画を立てると無理なく進められます。
よくある質問(FAQ)
Q. PayPayとau PAYはどちらが手数料が安いですか?
直接契約の場合、PayPayが1.60〜1.98%(税別)でau PAYの2.60%より安いです。PayPayのライトプランは月1,980円かかりますが、月次売上52万円超なら元が取れます。
Q. au PAYはauユーザーしか使えませんか?
いいえ、auユーザー以外でも利用できます。au PAY残高にチャージすればQRコード決済として使えます。ただし主なユーザー層はau・UQ mobile利用者です。
Q. PayPayとau PAYは同時に導入できますか?
できます。それぞれのQRコードを設置するだけで、追加の機器費用はかかりません。取りこぼし防止になりますが、管理の手間も増える点は把握しておきましょう。
Q. 入金が速いのはどちらですか?
早期振込を使えば、PayPayはPayPay銀行宛に最短翌営業日で入金されます。au PAYも一定残高到達で早期入金に対応していますが、条件は申し込み時に確認が必要です。
Q. PayPayの審査に落ちたらau PAYに申し込めますか?
両サービスは審査基準が別々のため、PayPayで審査が通らなかった業種でもau PAYが通る場合があります。諦めずに個別に申し込んで確認してみてください。
Q. 個人事業主でも両方導入できますか?
どちらも個人事業主の申し込みに対応しています。必要書類は本人確認書類(運転免許証など)と振込口座情報が基本です。
Q. PayPayとau PAYで集客キャンペーンに参加できますか?
PayPayはライトプランに加入することで、独自クーポン・スタンプカード・公式キャンペーンへの参加が可能です。au PAYも加盟店向けキャンペーンへの参加機会がありますが、ツールの種類はPayPayより少ないとされています。
まとめ:PayPayとau PAYの店舗向け比較
PayPayとau PAYを店舗向けに比較してきた内容を整理します。
- 手数料:PayPayが1.60〜1.98%、au PAYが2.60%でPayPayが有利
- 利用者数:PayPayが7,500万人超、au PAYが約3,630万人でPayPayが大きくリード
- 入金サイクル:au PAYは月2回選択可能、PayPayは早期振込で柔軟に対応
- 集客ツール:PayPayはクーポン・スタンプカード等が充実、au PAYはPontaポイント連携が強み
- 導入優先度:コスト・集客力の両面でPayPayが第一選択、au PAYは補完的に検討
まずはPayPayを導入し、運用に慣れてから商圏・客層に応じてau PAYの追加を検討するのが現実的な手順です。手数料コストを下げながら集客施策も使いたいなら、PayPayライトプランへの加入も合わせて検討してみてください。
比較の結果PayPayを選んだ方は、さっそく加盟店の申し込みに進みましょう。
手続きの詳細は、こちらの公式ページで確認できます。




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