(最終更新:2026年10月)
「PayPayを導入したいけれど、毎月いくら料金がかかるの?」とお悩みではありませんか?
月額で固定費が発生するなら資金計画に影響しますし、無料で使えるなら今すぐ始めたいと思う方も多いでしょう。PayPayの月額料金についてWeb検索しても、プランによって数字がバラバラで混乱してしまう、という声もよく耳にします。
結論をお伝えすると、PayPayの月額料金は基本0円です。
決済機能だけであれば初期費用・月額料金ともに無料で導入できます。ただし、集客機能を活用したい場合は月額1,980円(税別)の有料プランが選択肢になります。プランによって決済手数料も変わるため、月商に応じた損益分岐点の計算が重要です。
この記事では、PayPayの月額料金の仕組み・無料と有料プランの違い・損益分岐点の計算方法・隠れたコストまでを、店舗を運営する事業者の方向けにわかりやすく解説します。
| この記事でわかること |
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この記事の結論
PayPayの月額料金は基本0円で、かかるのは決済手数料1.98%だけです。
PayPayでの月売上が約52万円を超えるなら、月額1,980円のライトプラン(手数料1.60%)のほうが割安になります。
これからPayPayを導入するなら、初期導入費0円で始められる下記の公式ページから申し込みができます。
PayPayの月額料金は基本0円!費用体系の全体像を把握しよう
この章では以下の3点を解説します。
- 月額無料で使える「制限プラン」の仕組み
- 月額1,980円の「ライトプラン」の概要
- 2つのプランを並べた費用比較表
PayPayは「導入費用0円・初期費用0円」を大きな特長としてアピールしています。
実際、月額料金を支払わなくても決済自体は問題なく使えるため、まず費用体系の全体像をつかむことが重要です。
月額料金なしでも使える「制限プラン」の仕組み
PayPayの加盟店として登録すると、デフォルトで適用されるのが「PayPayマイストア 制限プラン」です。
この制限プランは、月額料金が完全に0円で、初期費用も0円のため、導入コストをかけずにPayPay決済を受け付けられます。
決済手数料は取引金額の1.98%(税別)が発生しますが、これは決済が成立したときだけ引かれる従量課金なので、PayPay利用がゼロの月はコスト0円です。
「固定費を一切かけたくない」「まずは試してみたい」という開業間もない店舗や小規模店舗にとって、制限プランは非常に使いやすい選択肢といえます。
ただし名前の通り「制限」があります。具体的には、PayPayクーポンの発行やPayPayスタンプカードの設定といった集客・販促機能が使えません。
決済を受け付けるだけなら制限プランで十分ですが、リピーター獲得やキャンペーン集客を狙うなら有料プランへの移行を検討することをおすすめします。
まず押さえておきたいのは、PayPayは月額0円でも問題なく決済できるという点です。有料プランは「集客機能が欲しいか」「決済手数料を下げたいか」という観点で判断しましょう。
月額1,980円が発生する「ライトプラン」の概要
有料の「PayPayマイストア ライトプラン」は、店舗1拠点あたり月額1,980円(税別)=税込2,178円がかかるプランです。
月額料金の代わりに決済手数料が1.98%から1.60%に下がるほか、クーポンやスタンプカードなど集客ツールが使えるようになります。
注意したいのが、決済手数料1.60%の優遇料率を受けるには、加盟店に紐づくすべての実店舗でライトプランを契約している必要がある点です。
たとえば3店舗を運営している場合、2店舗だけライトプランに加入しても1.60%は適用されません。すべての店舗で契約することが条件です。
また、ライトプランにはトライアルキャンペーンがあり、新規申し込みの場合は加入月と翌月の月額料金が無料になります。
実質的には3か月目から課金が始まる仕組みなので、まず2か月間試して使い勝手を確かめることができます。利用開始前にコストの見通しを立てやすい点は、店舗オーナーにとって安心材料です。
ここで注意すべきことは、月途中でライトプランを解約しても日割り計算はなく、その月の月額料金が満額かかる点です。解約のタイミングは月末に合わせることをおすすめします。
2つのプランの機能と費用を比較表で確認しよう
制限プランとライトプランの違いを一覧で確認しましょう。どちらが自店舗に合うかを判断する際の参考にしてください。
| 項目 | 制限プラン(無料) | ライトプラン(有料) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 1,980円(税別)/店舗 |
| 初期費用 | 0円 | 0円(キャンペーン適用時) |
| 決済手数料 | 1.98%(税別) | 1.60%(税別)※条件あり |
| PayPay決済(基本) | ○ | ○ |
| PayPayクーポン発行 | × | ○ |
| PayPayスタンプカード | × | ○ |
| PayPay for Business管理 | ○(一部制限) | ○(フル機能) |
| トライアルキャンペーン | - | 2か月無料 |
PayPayマイストアライトプランの月額料金と機能・申し込みを詳しく解説
ライトプランへの加入を検討している方向けに、以下の3点を詳しく解説します。
- 月額料金の具体的な請求の仕組み
- ライトプランで使える集客機能の活用法
- 申し込み手順とトライアルキャンペーンの注意点
実際に導入した飲食店オーナーからは、「スタンプカード機能でリピーターが増えた」という声が多く聞かれます。費用の仕組みを正確に理解してから導入判断をしましょう。
月額料金の請求と「実質0円になる月」の特例条件
ライトプランの月額料金1,980円(税別)は、毎月の売上金から自動的に相殺される仕組みになっています。
銀行口座から引き落とされるわけではなく、PayPayへの入金時に手数料と一緒に差し引かれます。そのため別途支払いの手間がなく、キャッシュフローの管理がしやすいのが特徴です。
特例として把握しておきたいのが、その月の売上残高が月額料金(税込2,178円)を下回る場合は月額料金が0円になるという条件です。
たとえば台風や感染症流行で来客がほとんどなかった月など、PayPay売上が極端に少ないときでも余計な費用がかかりません。この特例は開業直後の不安定な時期にも安心感があります。
請求サイクルは月単位で、月の途中から加入した場合でも1か月分が請求されます。月初から加入すると費用効率が最もよくなるため、申し込みのタイミングに注意しましょう。
具体的なアクションとして、加入を検討している場合は月初め(1日付)を開始日に設定するオプションを選ぶことをおすすめします。
ライトプランで使えるクーポン・スタンプカードの活用法
ライトプランの最大のメリットは、PayPayクーポンとPayPayスタンプカードを使った集客施策ができることです。
PayPayクーポンはPayPayアプリ上でユーザーに直接届けられる割引クーポンで、近隣ユーザーへの認知拡大や来店促進に効果があります。
スタンプカードはデジタル版のポイントカードで、「10回来店でドリンク1杯無料」などの特典を設定できます。
紙のスタンプカードと違い、アプリで管理するため紛失リスクがなく、顧客データとしても活用できます。美容室やカフェなど来店頻度の高い業種で特に効果を発揮する機能です。
ただし、クーポンを使った取引には決済手数料(1.60%)に加えて取引金額の3%のクーポン使用料がかかります。
スタンプカードの特典(無料商品やポイント)も原価相当の費用が発生します。活用する際はこれらの追加コストも含めた費用対効果を計算することが大切です。集客効果が費用を上回るかどうかを試算してから本格活用しましょう。
注意したいのは、クーポンやスタンプカードの費用を見落として「ライトプランに入ったのに思ったよりコストがかかった」というミスが多い点です。
トライアルキャンペーンと申し込み手順
PayPayマイストアライトプランの申し込みは、PayPay for Businessアプリ内から行えます。
手順は「集客・販促」→「クーポン」または「スタンプカード」→「ライトプランに申し込む」の流れです。
新規申し込みには「トライアルキャンペーン」が適用されます。初期費用(通常1,980円・税別)が無料になるほか、加入した月と翌月の月額料金も無料です。
つまり最初の2〜3か月は実質無料で機能を試せるため、「まず使ってみて効果を確かめたい」という店舗にとってリスクが少ない試し方ができます。
加入日はデフォルトで申し込み当日になりますが、翌月1日に変更することも可能です。月初めから始めると1か月丸ごとトライアル期間として使えます。
よくあるミスとして、トライアル期間終了後の課金開始を忘れてしまうケースがあります。カレンダーに「3か月後に効果確認」とメモしておき、継続か解約かを判断するタイミングを作りましょう。
月額料金のかからないプランから始められるのは、PayPayを導入するうえで大きな安心材料です。
初期導入費も0円なので、まずは下記の公式ページで料金と申し込み条件を確認してみてください。
PayPayの月額料金を払うべきか?損益分岐点の計算と判断基準
この章では以下の観点から「ライトプランが得かどうか」を判断する方法を紹介します。
- 手数料差で月額料金を回収できる具体的な売上額
- 月商別のコストシミュレーション比較
- ライトプランに向いている店舗・向いていない店舗の特徴
実際に導入した店舗オーナーからは「損益分岐点を計算してから加入を決めた」という声が多く聞かれます。数字を把握してから判断することで後悔を防げます。
月額料金が「元を取れる」売上額を計算する方法
ライトプランに加入すると決済手数料が1.98%から1.60%に下がります。この差は0.38%です。
月額料金1,980円(税別)を、0.38%の手数料削減分で回収するには次の計算が成り立ちます。
1,980円 ÷ 0.38% = 約521,000円
つまり、月間のPayPay決済額が約52万円を超えると、ライトプランの月額料金の元が取れる計算になります。
税込の月額2,178円で計算する場合は約57万円が損益分岐点です。実際には集客機能の価値も加味する必要があるため、単純な手数料比較だけで判断するのは注意が必要です。
ここで押さえておきたいのは、この計算はPayPayで支払われた金額だけが対象という点です。現金・他QRコード・クレジットカードでの売上はカウントされません。
月商100万円の店舗でも、PayPay決済が20%しかなければPayPay売上は20万円にとどまり、損益分岐点の52万円には届きません。PayPay決済比率を把握してから判断しましょう。
月商別コストシミュレーション:どちらが安いか一目でわかる比較表
月間PayPay決済額別に、制限プランとライトプランの月額コストを比較します。
ライトプランは月額料金込みのコストで試算しています(税別)。
| 月間PayPay決済額 | 制限プラン(1.98%) | ライトプラン(1.60%+月額) | 差額(ライトが有利な場合はプラス) |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 1,980円 | 3,580円 | −1,600円(制限プランが有利) |
| 30万円 | 5,940円 | 6,780円 | −840円(制限プランが有利) |
| 52万円 | 10,296円 | 10,292円 | ほぼ同額(損益分岐点) |
| 80万円 | 15,840円 | 14,780円 | +1,060円(ライトが有利) |
| 150万円 | 29,700円 | 26,000円 | +3,700円(ライトが有利) |
上の表は手数料コストの比較のみで、クーポン・スタンプカードの集客効果は含んでいません。
集客機能を活用して売上が増加した場合、損益分岐点はさらに下がる可能性があります。
ライトプランに向いている店舗・向いていない店舗
損益分岐点の計算を踏まえると、ライトプランへの加入が向いている店舗の特徴は次のとおりです。
月間PayPay決済額が60万円以上の店舗、クーポンやスタンプカードでリピーター獲得を狙いたい店舗、複数の集客施策を一元管理したい店舗が該当します。
一方、向いていない店舗もあります。開業直後でPayPay決済額がまだ少ない店舗、PayPay利用率が低い業種(現金払い中心の業態など)、月の売上が季節によって大きく変動する店舗は、まず制限プランで決済利用を試すほうが賢明です。
よくあるミスは「PayPay利用が多いと思い込んでライトプランに加入したが、実際は月5〜6万円しかPayPay決済がなく月額料金が完全なコストになっていた」というケースです。
加入前に過去3か月のPayPay売上データをPayPay for Businessアプリで確認し、平均PayPay決済額を算出してから判断しましょう。
PayPayの月額料金以外にかかる費用を完全整理
月額料金だけに注目しがちですが、PayPayには他にもいくつかの費用が発生します。以下の3項目を確認しましょう。
- 決済手数料(プランによる違いと実際のコスト感)
- 入金手数料・早期振込手数料の仕組み
- クーポン・スタンプカード活用時の追加費用
「導入費用0円」という表現は正確ですが、運用コスト全体を把握しておかないと想定外の費用が発生することもあります。
決済手数料の仕組みと年間コストのシミュレーション
PayPayの決済手数料は取引のたびに発生する従量課金です。制限プランでは1.98%、ライトプランでは1.60%が取引金額から差し引かれます。
たとえば月間PayPay決済額が80万円の場合、制限プランは約15,840円、ライトプランは約12,800円(手数料のみ)の費用がかかります。
年間で見るとその差は大きくなります。月間80万円の決済が続けば、年間の手数料差額は約3,700円×12か月=44,400円です。ライトプランの年間月額料金は23,760円(税込2,178円×12か月)なので、差引き約20,000円以上のメリットが生まれる計算になります。
ただし、Alipay(支付宝)やAlipay+経由の決済は、ライトプランに加入していても常に1.98%が適用されます。インバウンド客の多い観光地・飲食店は手数料率の優遇が受けられない場合があるため、自店舗の客層を把握しておくことが重要です。
具体的なアクションとして、PayPay for Businessの決済明細でAlipay経由の割合を月次でチェックしましょう。
入金手数料と早期振込手数料を正しく理解しよう
売上金の入金に関する費用も把握しておきましょう。通常の月次振込(月末締め・翌月入金)は無料です。
売上金は最短翌日の入金も可能ですが、これは「早期振込サービス」となり、振込金額の0.38%+振込手数料がかかります。
振込手数料はPayPay銀行への振込が20円、それ以外の金融機関は200円です。
キャッシュフローが厳しい月だけ早期振込を使うなど、状況に応じて使い分けると無駄なコストを抑えられます。年間を通じて毎月早期振込を使うと、月100万円の売上なら年間で手数料だけで約4〜5万円になる計算です。
注意したいのは、自動早期振込(取引のたびに自動で振り込まれる設定)を使う場合、毎取引0.38%が差し引かれることです。
「入金が速い分、思ったより手残りが少ない」と感じているオーナーは自動早期振込の設定を見直してみてください。通常振込を基本とし、資金が必要なタイミングだけ手動で早期振込を選ぶほうがコスト効率は高まります。
クーポン・スタンプカード利用時の追加費用に注意
ライトプランで使えるPayPayクーポンとスタンプカードには、基本の決済手数料に加えた追加費用があります。
クーポンを使った決済の場合、取引金額の3%がクーポン使用料として発生します。通常の決済手数料1.60%と合計すると、クーポン利用時の実質コストは4.60%になります。
スタンプカードの特典付与にも費用がかかります。ギフト券形式の特典(無料ドリンク等)は特典原価相当の費用が発生し、PayPayポイント還元の特典は1ポイント=1円換算で費用が生じます。
たとえば「10スタンプで500円分のクーポン」という特典を設定した場合、1顧客あたり最大500円の費用負担になります。
ここで押さえておきたいのは、クーポン効果で客単価や来店頻度が上がれば費用を上回る利益を得られるという点です。
ただし「クーポン費用がかさんで赤字になった」という失敗事例もあります。クーポン適用商品の原価率と客単価を事前に計算し、少額から試して効果を測定してから本格運用することをおすすめします。
PayPayの申し込みや費用の詳細は、公式サイトで最新情報を確認してください。
PayPay月額料金に関するよくある質問
Q. PayPayの月額料金は絶対にかかりますか?
いいえ、基本プラン(制限プラン)であれば月額料金は0円です。月額料金が発生するのは「PayPayマイストアライトプラン」に加入した場合のみで、月額1,980円(税別)/店舗がかかります。
Q. 月途中でライトプランを解約した場合、料金はどうなりますか?
月途中の解約でも、その月の月額料金1,980円(税別)が満額かかります。日割り計算はありません。解約は月末タイミングで行うことをおすすめします。
Q. 複数店舗を持っている場合、月額料金はどうなりますか?
店舗ごとに月額1,980円(税別)が発生します。3店舗あればライトプラン加入で月額5,940円(税別)になります。また、手数料優遇(1.60%)は全店舗が加入している場合のみ適用されます。
Q. 月の売上が少ない場合、月額料金はどうなりますか?
その月の売上残高が月額料金(税込2,178円)を下回る場合、月額料金は0円になります。売上が極端に少ない月は費用が発生しない仕組みなので、閑散期の多い業種にも安心です。
Q. ライトプランに加入しないと決済手数料は必ず1.98%ですか?
はい、制限プランの場合は決済手数料が一律1.98%(税別)です。ただし1.60%の優遇適用にはライトプランへの加入と全実店舗での契約という条件があります。
Q. トライアルキャンペーンはいつでも使えますか?
トライアルキャンペーンは新規申し込み時のみ適用されます。一度解約して再加入した場合は適用されないため、加入前に十分検討することをおすすめします。
Q. PayPayの月額料金は経費として計上できますか?
はい、事業用の支払い手段として利用している場合、PayPayマイストアライトプランの月額料金は通信費または支払手数料として経費計上できます。確定申告の際は明細をもとに計上しましょう。
まとめ:PayPayの月額料金を正しく理解して賢く導入しよう
この記事では、PayPayの月額料金について解説しました。要点を整理します。
- PayPayの月額料金は基本0円(制限プラン)。決済手数料1.98%のみ発生する
- ライトプランは月額1,980円(税別)/店舗。決済手数料が1.60%に下がり、クーポン・スタンプカードが使える
- ライトプランの損益分岐点は月間PayPay決済額約52万円(税別)。それ以下なら制限プランのほうがコストが安い
- 新規加入時はトライアルキャンペーンで最大2か月の月額料金が無料になる
- 売上残高が月額料金を下回る月は月額が実質0円になる特例がある
- クーポン使用時は3%の追加費用が発生するため、費用対効果の計算が必要
PayPayは月額料金0円でも十分に使える決済サービスです。まずは無料の制限プランで運用を始め、PayPay売上が安定して月50万円を超えてきたらライトプランへの移行を検討するのが賢明な順序といえます。
店舗の成長に合わせてプランを選ぶことで、コストを最小限に抑えながら集客効果を最大化できます。
まずは無料で始めて、売上が伸びてきたら有料プランを検討するという段階的な使い方ができます。
PayPay加盟店の申し込みは、こちらの公式ページから行えます。




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